リスクアセスメント入門マニュアル
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リスクアセスメントの実施方法
4.【リスクアセスメント手法を取り入れた安全衛生活動】
 工事現場では毎月、毎週、毎日定期的に安全衛生管理活動を推進しています。
 その中でも、毎日実施される安全施工サイクルはリスクアセスメント手法を取り入れやすい活動です。
1)

 安全工程打合せ

 工事現場では複数の会社が混在して施工に携わっていることから、相互の情報の共有化と相互のコミュニケーションは災害防止に非常に重要であり、そのために毎日元請主導で作業間の連絡調整のため「安全工程打合せ」が行われており、この中に「リスクアセスメント」の「見積りと優先度」を取り入れることが可能です。
 この場合、翌日個々の専門工事業者の作業は「作業手順書」により実施されることに なるので、その部分を「安全工程打合せ書」に転記すればよいことになります。
 逆に、専門工事業者の安全衛生責任者或いは職長に、自社の作業手順に基づいて翌日の作業・危険性等の特定、見積り、優先度、リスク低減対策までを「安全工程打合せ書」に記載させる方法があります。 (参考:添付資料)

2)

 安全ミーティング(危険予知活動)

 あらかじめ作成されている作業手順書から、当日の作業及びリスクアセスメントの結果を転記し、対策を確実に実施させるほか、当日の天候、施工環境、緊急的に発生した作業などで災害があれば「重大性」が高く、「災害発生の可能性の度合」が高い作業が発生した場合は追加して「リスクアセスメント」を実施します。
 「安全ミーティング日報」、「危険予知日報」などは次回のリスクアセスメントのための重要な情報源となります。

 
3)

 リスク低減対策の実施状況

 優先度を決め、それに見合う対策を実施しているかどうかを作業場所の巡視等で確認し、対策が実施されていなければ指導、又は指示をして改善させなければなりません。

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